乳がん検診
欧米人と比べて日本人には少ないとされてきた乳がんですが、日本人女性の患者数は急増しています。
一方で、検診の受診率が高く、早期発見が進んでいる欧米では減少傾向です。日本での乳がん検診の受診率は、20%~30%で推移しており、欧米の70%~80%に比較して低い状況だと言えます。
平成23年度に館山市で実施した乳がん検診の受診率は16.5%でがんが発見されたのは0名でした。また、平成23年に乳がんで死亡した人は5人いました。
乳がん検診
館山市では、30歳以上の女性に対して検診を実施しています。
30代の女性は隔年で超音波検査を、40代の女性は毎年、超音波検査とマンモグラフィー検査を交互に、50代以上の女性は隔年でマンモグラフィー検査を実施しています。
30代と50代以上の女性の場合、前年度に受診していない人が対象です。40代の女性は、年ごとに決まっている検査方法で、毎年受診できます。
検診は医療機関で行う施設検診のみで、それぞれの医療機関により期間は異なりますが、概ね6月から1月頃までの間に受診できます。
昭和48年4月2日~昭和49年4月1日に生まれた方は無料です。対象者には5月頃に案内と予診票が送付されます。
それ以外の方は、超音波検査の場合に900円、マンモグラフィー検査の場合は1,100円で、受診するためには事前の登録が必要です。
検診を受けるためにはまず、「けんしんの登録」が必要です。3月中旬頃に広報でお知らせしますので、登録して下さい。登録は市健康課に電話でどうぞ。